SNSいじめのコワサ
インターネットの普及により、インターネット上ではさまざまな人との情報交換や交流が可能になりました。SNSなどを利用することで、自分の知らない人と知り合えたり、また、学校の友人や職場仲間などでグループを作り、個人だけでなく集団でもコミュニケーションをとることもでき、とても便利です。
しかし、一方ではSNSいじめなどが横行しているのも事実です。自分の友人、知人身近にいる人などからSNSを通じて粘着をされたり、嫌がらせをされるケースもあります。また、集団の場合には、気に入らない相手をSNSの自分達のグループからはじいてしまうこともあります。個人でいじめを受ける場合もありますが、集団化してしまうこともあるので厄介なものです。
SNSいじめの回避方法
SNSで身近な人からのいじめなどを回避するためには、SNSであまりきつい言葉を使ったり、相手を批判するのを極力控えることも大切です。相手を不快な気持ちにさせてしまうと、どうしても反感を食らってしまうことになり、いじめの対象になる可能性が高くなります。相手を思いやり、会話や文章ではやさしい言葉をできるだけ使うようにしましょう。また、相手に対してあまり批判的な意見もしないほうがいいですが、自分の考えを主張する場合には、それなりに言葉を選び感情的にならず、冷静に意見を言うことも大切です。
また、知り合いや友人、知人以外でもSNSを通じて、直接の面識のない相手ともコミュニケーションをとることができるのもSNSの特徴の一つです。自分の趣味や意見に共感してくれる人々とネット上で出会い、会話するのはとても楽しいものです。しかし、意見が食い違ったりすることもあり、SNSで炎上してしまうケースもあります。ネット誹謗中傷対策としては、常識的な意見をすることを心がけることや、あまり周囲からの反感を買う意見はできるだけ言わないことも大切なことです。直接の面識がない場合、どのような相手なのかわからない以上、不用意に刺激しやすい会話は避けることが大切です。